最近プレイしたおすすめエロゲ5選
みなさんこんにちはんぶっしゃです。
初投稿です。
よろしくお願いします。
この記事を書くにあたって、アシキさんの影響を強く受けたので引用部分が所々ありますがご了承ください。
あとこれはエロゲ初心者に向けてのものなので熟練者からしたら「そんなん知っとるわ!」といった内容になってます。
【はじめに】
まず前提として、エロゲという媒体は非常に特殊なものであります。昔はアニメや漫画なとどといったサブカルチャー文化、いわゆるオタク文化の中の一つとしての地位を確立していましたが近年はライトノベルやソシャゲの台頭によりエロゲは衰退気味(?)と言われています。まぁ同じ読み物として1万円かかるエロゲと500で買えるラノベだと値段の差は一目瞭然ですよね。
しかし、エロゲはほかの媒体では味わえない3つの特徴があります。一つ目は絵、テキスト、音の3つの要素を兼ね備えていることです。絵→美術、テキスト→文学、音→音楽と捉えればエロゲは総合芸術と言えなくもないです。2つ目はルート分岐、つまり選択肢があることです。これは話が一本道になっている漫画やアニメなどとの1番大きな差別化点だと思いますね。この選択肢を適切に使用することでタイプの女の子と付き合うことができます。3つ目はエロがあることです。これは名前に”エロ”がついているだけあってエロゲとは密接な関係があるといえます。一般人が「エロゲって何?」って聞かれたら間違いなくえっちなことを思い浮かべるでしょう。当たり前です。
拗らせたオタクの中にはは「エロゲにエロはいらない」などとふざけたことをほざく輩がいますし、事実、僕も昔そんなこと言ってました。しかし、無いよりは絶対にあったほうがいいです。かの有名な昭和天皇もオカズを探すために秋葉原のソフマップでエロゲを探していたほどですからね。(嘘です)
少し話が逸れてしまいましたが、今回はそんなエロゲの中でもおすすめの作品5選を紹介していきます。多少の主観的な評価はありますが、できるだけ客観的に評価が高い作品を選んでいるので単純に好きな作品やシコり散らかした作品となると、また別の5選になるかもしれません。
【1.蒼の彼方のフォーリズム】
2014年spritから発売されたスポコンものの金字塔。
この世界ではフライングサーカス(通称FC)というスポーツが存在し、空を飛ぶことができる靴を身に着けて行うスポーツがある
主人公の昌也はかつてFCの天才と言われながらも突如FCの舞台から姿を消した謎の存在であり、ある出来事によってFCに対してトラウマを抱えていた
しかしそこにヒロインの一人である倉科明日香が昌也にコーチになってほしいと申し出て、高校の部活としてFC部を設立していくことになるーーというのがこの作品のあらすじとなります。
この作品の最も大きな特徴としては「ライバルの存在」です。
ライバルと切磋琢磨し、相手のことをリスペクトしながらも成長してい
く過程がとても丁寧に描かれています。
それでもって恋愛描写も疎かにならず、コーチと選手の恋愛という背徳感も味わうことができます。
特にこのゲームの中のヒロインの一人である有坂真白の破壊力は半端ないです。年下ツンデレといった20年前の童貞オタクが好きそうな属性ですが、
今でもまだまだ現役でした。
特に人形を主人公に見立てて告白の練習をするシーンは愛おしさがカンストしてしまうあまり、頭痛や胸やけ、めまいが起きるほどでした。僕と同じ症状で病院に搬送された方も数多くいることでしょう。
【2.暁の護衛】
CGはトモセシュンサク、日常会話の面白さに定評があるテキストを衣笠彰吾の「よう実」コンビが担当する作品ですね。これを読んでいる方の中にも名前だけは聞いたことのあるという方もいるのではないでしょうか。
「犯罪宅のために凶悪犯罪者を隔離した区画である”禁止区域”」が存在するディストピア系の設定で、主人公はその地域の出身者でありながら資産家の令嬢(=プリンシパル)であるヒロインを守るボディーガードに就き、奇天烈な方法でヒロインを護っていくーーというのがこの作品の主軸。
この作品の主人公である海斗は絶対的な強者で負けることなどありえないくらいの存在です。
どれくらい最強かというとポケモンだと第六世代のメガガルーラ、リア対の外木場、お笑いの島田紳助、youtubeのヒカキンぐらいです。
そのぐらいの強さを持ちながらも何の戸惑いも無く人を殺すこともでき、入学初日にいきなり、ヒロインの胸ぐらを掴む豪快っぷりです。
この作品はストーリー全体を通して伏線回収の粗さや設定の半端さ故に賛否両論あります。そこを取り上げて「暁の護衛は微妙だった」という人も少なくありません。しかし、テキストの大部分を占めるキャラクターや会話などといった部分には目を見張るものがあります。実際そこの部分を評価している人も多数います。
特に面白いのは主人公のメイドであるツキとの会話です。
メイドでありながら主人公にだけには生意気に接してくるのですが、それがまた、主人公を特別視している感じがしてかわいいですよね。そして卑語・隠語をバリバリ使ってくれるおかげで全男性が抱えている「性にオープンな女子と下ネタで盛り上がりたい」という欲求までも満たしてくれます。
ツキについて熱く語りましたが、このゲームで一つ不満があるとすればHシーンのフェラの部分ではフィニッシュのときに口の中でしか出さなかったのでせめて選択肢で顔を選べるようにしてほしかったですね。顔射のほうがどちゃくそ性癖に刺さってるので
日常会話の部分を得意とし、ラストの締めが苦手な衣笠先生には終わりをいくらでも引き延ばすことのできるラノベの特徴とマッチしているのかもしれませんね。
【3.さくらの雲スカーレットの恋】
エロゲにおいて「萌え」と「シナリオ」を両立できる作品はそう多くありません。なぜなら読みごたえのあるシナリオには少なからず、グロテスクな表現が混ざってしまうことがあり、「萌え」の邪魔になってしまうことがあるからです。寿司とチョコレートを同時に食べるとまずいみたいな感じでしょうか。
しかしこの作品は前半と後半で「萌え」のパートと「シナリオ」のパートに分けることでどちらも味わえるといった特徴があります。この作品はヒロインを順番に攻略していくシステムで、好きなヒロインから攻略していく楽しみがない欠点はありますが、物語の整合性が取りやすく、すべてを読み終えたときの感動は何倍にもなります。
CGは繊細なタッチで非常に人気のある梱枝りこ氏にシナリオは伏線回収を得意とする冬茜トム氏のタッグです。2人はこの作品の他にも「アメイジンググレイス」や「もののあはれは彩の頃」などの作品も手掛けています。
この作品は現代に生きる主人公がとある拍子に大正時代にタイムスリップしてしまい、現代の知識を生かして探偵の手伝いをしながら生計を立て、元いた時代に戻る方法を探すといった流れで物語が進んでいきます。先ほども言ったとおり前半と後半で物語の雰囲気が違います。しかし前半にも後半の出来事の鍵となる伏線が散りばめられているので注意深く読む必要があります。
前半は水神蓮ちゃんのキャラパワーに圧倒されました。付き合う前までは少し控え目だけど恋人になった途端、主人公に隠語をバリバリ使って罵りながら手コキ射精管理し始めるといったマゾ歓喜の変態ムーヴをかましてきます。そして案の定搾り取られた僕は知能が2才児まで低下し、彼女のいいなりにならざるをえませんでした。
あと結構ネタバレになるのですが、蓮ちゃんの「手コキが上手い」→「手が器用」というのが後々伏線として生かされています。Hシーンにまで伏線を持ってくるなんて恐ろしすぎますね。
【4.超昂閃忍ハルカ】
これまで読み物としての側面が強いゲームを紹介してきましたが、この作品は抜きゲーです。ズブズブの抜きゲーです。
エロゲ創成期から存在するブランドで尚且つ、業界最大手であるアリスソフトが2008年に発売したゲームです。
公式サイトのキャッチコピーである「勝ってもH。負けてもH。」とあるように純愛、凌辱のどちらも楽しむことのできるゲームで、その中のシチュエーションは多岐にわたります。このゲームのせいで僕に「性癖の革命」が起こったことは言うまでもありません。分かりやすく例えると性癖の守備範囲が倉本から源田くらいまで広がりました。
「戦うヒロインとエッチすることでパワーを与える」といった現実にはあり得ない童貞の妄想を体現した設定でまさしく”エロゲ”の名にふさわしい作品となっています。
出会って最初に処女の状態の子とHをすることで、たとえその後のバトルで負けて寝取られたとしても、「処女だった彼女が性に溺れていく姿」を見届けることができるのでむしろアドまであります。
あとこの作品は凌辱ゲーの入門として語られることも多いです。もし、この作品をやってみていいと思ったのならば、もっとニッチな性癖を取り揃えている「対魔忍」シリーズをやってみてはいかがでしょうか。
【5.DRACU-RIOT!】
「太陽は東から登って西に沈む」「日本で一番頭のいい大学は東京大学である」などと同じように、エロゲ界には不変の真理として「エロゲといえばゆずソフト」というものがあります。かわいいキャラクター、恋愛の過程を重視したシナリオ、無駄にかっこいいオープニングそして甘々な純愛Hといった万人受けする要素を取り揃え、名実共に”エロゲの顔”として君臨するゆずソフトの第6作目、それがこのDRACU-RIOT!です。そしてこの作品は、ゆずソフトの中でも特にシナリオが高く評価されています。
旅行で海上都市(アクアエデン)に遊びに行った主人公が事件に巻き込まれて、吸血鬼になってしまい、海上都市での生活を余儀なくされる。そこで出会った女の子たちと一緒の寮で生活しながら恋人関係を育んでいくーーというのが今作のあらすじです。
吸血鬼になった人間は定期的に血を飲まないと死んでしまう代わりに何か一つ特殊能力を得ることができます。なんか最近流行りの鬼〇の刃に少し似てますね
そしてこの能力を使ったバトルがとても熱くなれて爽快感が抜群です。
あと、Hシーンも
- リボンで彼女を括り付けて縛りプレイ
- アナルに数珠をいれる
- 彼女に猫の格好をさせてコスプレH
などといった個性的なものもたまにあります。
ちなみに僕が一番好きなシチュは赤髪ロングで見栄っ張りなクーデレ彼女の足コキオナニーです。
おまけ
【6.素晴らしき日々~不連続存在~】
このゲームはとある学校でおこった連続自殺事件を5人の視点から見ていく同一時間軸ルート分岐型のゲームです。
正直これは誰にでもおすすめできるゲームではないのでおまけとしました。
理由としてグロテスクな表現や、鬱、電波などのの要素が少なからずあるからです。
Hシーンも普通の純愛Hなどはほとんど無く、
レズ、ゲイ、媚薬、強姦、近親相姦、獣姦、スカトロ、ふたなり
などのマイノリティな性癖を持っている人以外は吐き気を催すようなものもたくさんあります。
しかし、読み終わったときの感動はここで紹介したほかの作品よりも群を抜いていました。そして、あまりの伏線回収のすごさが故に、すぐさま2周目を攻略したい気持ちに駆られるほどです。
このゲームはオーストリアに実在した哲学者のルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの書いた本である「論理哲学論考」の考えのもとで作られています。
その他にも物語の内容を戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」と対比させたり、物事の反論には究極の屁理屈である「世界五分前仮説」を使ったり、「鏡の国のアリス」から引用してきたり、音楽にはおしゃれにエリック・サティの「夢見る魚」を使ったりと、とりあえずオタクなら知っているとドヤれる知識のオンパレードです。
しかし、僕はクラス42人中41位を取ってしまうくらいの頭の悪さですので哲学的な部分はほとんどといっていいほど理解できなかったです。まぁ、それ抜きにしてもだいぶ楽しむことができましたけどね。
さいごに
初めての投稿で読みにくい部分も多々あったとは思いますが、最後まで読んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。もし、この記事を見て、少しでもエロゲについて知っていただくことができたなら幸いです。ブログはまた気が向いたら今後も不定期にやっていきたいと思っています。